しろいろの街の、その骨の体温の 村田沙耶香
- 2022.06.04
- 本
無邪気で、弱くて、残酷で、怖いもの知らずで、勝気で、尖っていて、臆病で、正直で、ひねくれていて、そういう小学生の気持ちがほんの少しだけ大人に向かって変わってゆく段階が描かれている一冊。大人になると忘れてしまうけれど、子どもの頃には誰しもが持っていたそういう複雑な気持ちを思い出す。
本: 「しろいろの街の、その骨の体温の」 村田沙耶香
ブックカバー: 白松がモナカ
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