クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない 越尾圭
- 2019.07.18
- 本
スポーツ中継をライブで見ることができず、やむを得ず録画して観ようと思い、ビールを買って帰ってテレビの前に座ったところで、誰かにゲームの結果を告げられてしまったとしたら、きっとその結果を告げてしまった人のことを恨んでしまうだろう。苦い珈琲でも淹れて、さあ今から楽しみにしていたミステリー小説を読むぞ!と思ったところに、その小説のあらすじや感想を言われたら、これまたその人のことを恨んでしまうだろう。運の良いことに、今のところどちらの経験も無いけれど、もしも本当にそういう状況になったとしたら、きっと猛毒を持つヘビを使って殺したくなるくらい恨むのではないかと思う。殺されたくないので、これ以上は書くまい。
本: 「クサリヘビ殺人事件 ヘビのしっぽがつかめない」 越尾 圭
ブックカバー: COCUE
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